幾人ものウッドデッキDIYを諦めさせてきた最初の難関「設計図」も簡単にクリアし、木材の発注まで進めてきました。木材が届くのを待っている間に必要な物を揃えていきます。
参考までに、木材以外にかかる最低限必要な物の金額も出しながら進めていきます。
是非、参考にしてみてください。
前回記事
基礎関係で必要な物
束石
束柱の数だけ必要になります。
画像の束石は「羽子板付き束石」と呼ばれるもので、束柱をコーススレッドで4か所止めるだけで扱えます。初心者にも扱いやすいのでおすすめです!
大きさも3種類ぐらいあり、「地盤が柔らかくてウッドデッキが沈みそう」と不安を感じる場合は一番大きいものをチョイスした方がよいです。底面積がでかいのでウッドデッキが沈みにくくなります。
地面が固そうであれば一番小さいのか中くらいのもので大丈夫です。
また、土の上ではなくコンクリ土間の上に設置する場合は必要ありません。
私はホームセンターにて一番小さいのを1個700円ぐらいで購入しましたが30個近く購入するので木材を除いて1,2番目に高い買い物になりました。
束石(小)@700×30=21000円
通販で購入すると重量による送料のためか何故かめちゃくちゃ高いですw
これだけは頑張って自分の足で運んでください><
砕石
デッキの沈下を防ぐために必ず必要な物です。束石の下に厚さ10~15cmほど敷き、更に転圧してから使用します。
我が家のウッドデッキは束石28個の設置に対して約60kg使用しました。
1袋(20kg)500円もしません。6号サイズがベストです。
これもウッドデッキをコンクリ土間の上に設置する場合は必要ありません。コンクリ土間の場合は束柱の下に硬化ゴム板など置いて木が直接地面と干渉しないようにします。
砕石@500×3=1500円
モルタル
これはあった方がよい部類の物になりますが、畑のようの柔らかい土質の場合や、斜面などに設置する場合は必ず必要になります。
また、硬い土質の場合でもモルタルを施すと束石のレベル(水平)出し作業がとても楽になりますね。
20kgでも500円前後。
使い方は砕石を敷いたその上に施します。私の土地は土が固かったので使用しませんでしたが、しっかり転圧すれば無くても問題ないです。
やはり重量があるためか通販は高いw
※モルタルを扱う際の注意点ですが、絶対に素手で扱ってはいけません。と、説明書にも書いてあると思いますがそれは決して肌が弱い方への注意喚起ではありません。
モルタルは強アルカリ性ですので皮膚が強い人でも穴が空いたり、皮膚が裂けたりします。マジですw
必ず、浸透しない手袋をした上で扱うようにして下さいね。
トロ舟・バケツ・左官こてなど
モルタルを施す場合にまぜまぜする道具達ですね。なのでモルタルを使用する場合のみ必要になります。私はいつも左官クワの代わりにジョレンで混ぜてますが、ジョレンおすすめです。
スコップ・ジョレン・タンパー・ふるいなど
スコップは、束石を埋める穴を掘るために使用するので必ず必要になります。
家庭用のでも既に持っていればそれで十分です。
左から3番目の大型ハンマーは束石用の穴を掘り、砕石を敷いて転圧するために使いましたがわざわざこんなものを用意する必要はなく、穴に入る大きさで先が硬いものであれば代用可能ですw
たとえば4x4材に持ち手をつけただけの物でも十分代用できます。下図。
ジョレンは防草シートを敷くときに整地するのであれば非常に便利ですが必ず必要というわけではありませんね。
でかいタンパーは束石用の穴に入らず結局出番はありませんでしたw
黄色い小さいスコップは砕石を袋から出す時にあると便利ですが無くても問題はなし。
ふるいは束石設置作業をやり直すとき砕石と土を分け、再利用するときに使える。
がなくても問題なし。
結局必要なものは、スコップと転圧できる先が硬いものさえあればOKです。
スコップを購入する場合は
家庭用ので十分なので費用は1000円としておきます。
このように4x4に適当な取っ手をつけたものでも代用可能。
防草シートや固まる土(真砂土)
デッキ下の雑草対策や野良猫の糞尿対策としてどちらかを必ず施します。
私は安価な防草シートを施しましたが、金銭的に余裕があれば真砂土(固まる土)にしていました。
床板を全て外せば今からでも出来るが、相当気が向かないとやりません!w
防草シートを施す場合、よほどでかいウッドデッキでない限り1m×50mで足ります。
真砂土はホームセンターで15リットル入りで800円ぐらいでした。10㎡のウッドデッキの下に厚さ5cmで施すとし、30リットルで1㎡分だと仮定すると300リットル必要となるので、20袋も要る計算になる。と思われるw
超適当なのでこれは参考にしないでくださいw真砂土を検討される方は白蟻問題なんかも含めて自分で調べてみて下さい。
防草シート 幅1m×長さ50m 1800円
やはり高い。。
ブルーシート
木材を保護する目的で使用するので必須になります。傷や汚れが付くのを防ぐためトラックから降ろす時点でブルーシートの上に降ろすと作業がはかどります。
またこの時、雨や夜露対策にグルっと丸められるよう考慮して木材を降ろすと尚いいですね。なので大きめの物を用意しておきましょう。
ブルーシートも何種類かありますが、編みこんで作られているようなペラペラなブルーシートだと雨が浸透するのでだめです。厚手のブルーシートにしましょう。
5m×5m @1500円
合計金額
基礎関係といいつつブルーシートも入ってしまったがこれだけあれば十分。
では計算してみます。
- 束石 21000円
- 砕石 1500円
- スコップ 1000円
- 防草シート 1800円
- ブルーシート1500円
合計 26800円
おわりに
やっぱり束石代がかなりの割合を占めますね。
少しでも安く仕上げたいところですが束石はどうしても必要な物なのでこれは仕方がない。
いや、束石さえもDIYしてしまうというのもありw
DIYERの鏡。いくらでも作れるような気はするけど大きな経費削減にはならなそうw
手間や時間を考えたらやはり買ってしまった方がいいかもですね!
次回以降で大工道具類を算出していきます。
では!
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