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ヘッドライトの黄ばみを取る

ヘッドライトの黄ばみを取る前

ヘッドライトが恥ずかしいレベルで黄ばんでしまっている。ここまで黄ばんでいるとイオンの駐車場でもヘッドライトで見分けられるレベルであるw(実話)

個性なのでこのままでもいいのだが、車検前ということもあって黄ばみを取っておくことにします。が、

超荒業です。

ものの10分足らずで作業しますがポリカーボネートをコンパウンドで削ります。

なので車を大事にされている方にはおすすめしません。

私は車検を通す為だけにやってるのでご了承ください。

 

 

ヘッドライトの黄ばみを取る

車検前だからってなんで黄ばみを取るの?見栄っ張りなの?

まさか!ブログの為に決まってるじゃん?

まあそれはジョークですがまじめな話をすると、あまりにも黄ばんでたりくすんでたりすると十分な明るさが確保できないため車検が通らないのです。

とはいえ、一応HIDなのでそこまで気にする必要もないと思っているのも事実ですが、いざ通らずの二度手間は嫌なので車検の度にやっておくことにしている。

 

黄ばむ原因 

昔のヘッドライトはガラス製が主流でしたが、最近のヘッドライトはポリカーボネート製に変更されました。

変更された理由として

  • 加工しやすい
  • ガラスのように割れることがない
  • しかも衝撃に強い
  • そして軽い
  • そしてそして安価である

なんですかこのいいこと尽くしはw

これはディーラーも変えざるを得ませんね。

ただし、ポリカーボネートに変更されて「黄ばみ」というマイナスの副産物も生まれました。

ポリカーボネートが黄ばむ原因は、紫外線や熱が主な原因です。

ヘッドライトの外側には油汚れが大量に付いています。

雨天時、前を走行している車がタイヤによって水を跳ね上げますがあれもたっぷりの油汚れが付着しますし、雨によって溶け出したボディのワックスなども付着します。

そこに紫外線が当たったり、ヘッドライトの発する熱によっても焼き付くわけです。

長い期間のその繰り返しで黄ばんでいくわけですね。

原因がわかったところで対処法は最後に書きますが、その前にとにかく黄ばみをとってしまいましょう。

 

ドライバードリルを用意する

経験のある方もいるかも知れないが、コンパウンドなり耐水ペーパーなりを手作業で研磨するのはだいぶしんどいはず。その割に、私のノアぐらい黄ばんでいると手作業では効果が薄かったりする。

そこで今回は、効果抜群かつ時間も超短縮できる文明の利器を使用します。f:id:naotaro-man:20180415011903j:plain

ドライバードリルとドリル対応のアタッチメント(左上のやつ)を用意する。マジックテープなので用途に合わせてスポンジを変更することができます。

あとはコンパウンドとコーティング剤も用意。

 

ドライバードリルで研磨

表面の砂ぼこりを軽く水洗いして落としただけの状態。曇りガラスに近い。

これをドライバードリルとコンパウンドで研磨していくがやりすぎに注意です。

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右側のヘッドライトはコーティングキットに付属していたコンパウンドを使用してみる。固めのスポンジに適量出し

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全体を研磨していく。マスキングはしていないのでボディギリギリまではやりません。

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1分程度研磨したところで一度コンパウンドをふき取り左右比較。

うむ!1分程度でだいぶクリアになった。

もう少し研磨すればさらにクリアになりそうだがこんなもんで良しとしておこう。

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ビフォーアフター

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続いて右側をやっていきますが、禁断のピカールでやってみたいと思います。

新品だったスポンジが左のヘッドライトを研磨しただけですでに茶色い。研磨剤も真っ白だったので汚れが取れた証ですね。

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仕上がりは最後に比較しましょう。

 

コーティングする

まずパーツクリーナーで油分を完全に落とします。

そして研磨したままの裸の状態だとまたすぐに紫外線の餌食になるので必ずコーティングする必要があります。

この、かなり昔に購入したコーティング剤を使用するが、乾くまでなんと24時間もかかるらしいのである。触れることはことは無論のこと雨や夜露もだめとか。

青空駐車だが、雨が降らないことを祈ろう。

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と思ったら固まってたw

コーティング剤は空気に触れることによって硬化し、膜となるので古い場合はよくある話。仕方ありません><

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とはいえこのまま放置してはせっかく研磨したのが無駄になるのでコーティング代わりになりそうな物をとりあえずとして施しておきます。

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よくわからないがこのFW1というもの。シュアラスターにも含有されているカルナバの文字が見える。せっかくなのでググってみますか。

www.fw1wax.jp

どうやらボディだけではなくガラスにも使えるそうなので当面はこれでよさそうである。

 

適量ウエスにとり塗り伸ばします。20秒放置したらふき取って完了です。

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10分かからず終了

作業自体は10分もかからず終了です。屋外で撮っているため光の反射でわかりづらいがピカールでやった左側(助手席側)の方がクリアになりました。

ヘッドライトの黄ばみを取った後

 

ビフォーアフターを見比べたら雲泥の差ですね!アフターは景色が反射してますw

これで夜間走行も明るくなったはず!w

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おわりに

手作業で研磨していたら1時間とか普通にかかりますが、今回はドライバードリルでコンパウンド研磨という荒業作業したため10分かからず完了しました。

短時間で黄ばみを取ることができますが再度言っておきますね。

あまりおすすめはしません。

それはなぜか?コンパウンド研磨によってポリカーボネートをガシガシ削っているからです。普通に考えてよくありませんもんねw

他には、CRCなどでよごれを溶かすという方法もありますが私のノアぐらい黄ばんでいると効果が薄いのです。なので多少の黄ばみ程度であればCRCをつかう方法がいいと思います。

 

あとは「黄ばまないようにすること」が大事。

新車時はコーティングされてるので黄ばみませんが、3年も青空駐車していたらコーティングは剥がれます。なので常日頃のメンテナンスが寿命を左右します。

ヘッドライトは常に油汚れを落とす・北向きに止める・カバーをかけるといった工夫をすればなにもしないよりは長持ちするでしょう。

ものぐさな私は新車を買おうが絶対やりませんけど!w

 

そんなわけで今回の荒業は、私のように車に対して頓着がない方はやってみてもいいんじゃないでしょうか?w

研磨したらしっかりコーティングしてくださいね!

 

最後にものぐさな方へもう一つシェア

やわらかめのスポンジや、またそのスポンジにかぶせてつかうふさふさのやつを使うと車ボディのワックスがけからワックスのふき取りも超お手軽になります。

が、やはりドライバードリルをつかうので新車や原色系の車には絶対おすすめしません。ポリッシャーのお手軽版のようなものですね。

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では!

 

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