今回も前回に続いて必要な大工道具を揃えていきますが、木材費を除いた金額をなんとか10万円までに押さえたいと思っています。というわけで必要最低限だけ見ていきます。
準備関連の記事
必要な大工道具を揃える
揃える物
差金(さしがね)
超必須です。
プロにはもちろんのことDIYにおいても立派な主役クラスですね。
ウッドデッキDIYでは出来れば30cmと50cmの2種類用意したいところ。
差金を墨付けのみの使用とするなら丸のこ定規でもなんとかならないこともないですが、今後もDIYをやるつもりなら~というやつで差金があった方が今後もいろいろと便利です。
ただの直角定規なのに使用方法だけで1冊の本が出版されるぐらい奥深いやつ。
そして言わずもがな直角であってこその差金なので、丁度直角の部分が厚くなって補強されているものを選んだ方がいいです。
ウッドデッキDIYでも主に墨付けで使用します。100均のでもダメとは言いませんがちょっとしたことで歪んでしまうなら使い物にならないですね。
一本に納めておきたいならば50cmの物を用意しておきましょう。扱いにくいケースがあるかも知れませんがが大は小を兼ねますw
50cm差金 2000円
水平器
こちらも超必須アイテム。
そして水平器も長いのと短いの2両方が必須になりますが、差金と違い水平器は必ず2種類そろえてください。
ウッドデッキ作りの主人公と言っても差し支えないほどの存在であり、基礎工程では常にこいつらとのにらみ合いになります。
特に束石設置時はぶん投げたくなるのであるw
なにも難しいことはないんだけど、とにかく束石の数が多いので長期戦になります。
そして水平垂直は重要なのでいい加減にやることも許されません><
コツを早く掴んでさっさと終わらせてしまいましょう!
ぶん投げてもいいように100均の物を買うというのであれば止めはしません。
短いの方 1000円ぐらい
長いほう 3000円ぐらい
インパクトドライバーと換えビット
超必須です。
丸ノコ同様インパクトドライバーも物理的には無くても大丈夫です。物理的にはですがw
規模にも勿論よりますがウッドデッキDIYでは約600本ビス止めします。(我が家の規模)その本数分下穴も空けます。しかもほとんどが75mmのコーススレッドですw
ドライバーで素手で作業する・・はやはり現実的ではないですね!wなにより時間がもったいないw
ということでやはりインパクトも必須にしておきます。
1台あれば十分です。バッテリーも高いので1台分で十分。充電が必要になったら休憩しましょう。14.4v以上のパワーがあった方が楽ですが10.8vでも特に問題ありません。
2台持ちの方は下穴専用とビス止め専用として使用するとかなり手間が省けます。
1台だとプラスビットと下穴ビットとをいちいち付け替えるので非効率になりますが、プラスビットを外さずに上から被せられる下穴ビットも売られてるのでおすすめします。私も持っていたが最近見当たらないので見つけたらまた紹介します。
見つかったので下穴ビットの項に載せておきますね。
プラスビットも消耗品なので1,2本用意しておきましょう。1本100円ぐらい。
余談になりますが、インパクトドライバーとドライバードリルは似て非なる物である。
インパクトは打撃を与えながら打ち込むのでドライバードリルとのスピードが3倍は違います。それ以前にドライバードリルでは75mmのコーススレッドに耐えられない可能性もあるんです。BLACK&DECKER社やBOSH社のインパクトなら18vでも8000円前後で購入できるので是非揃えておきましょう。
インパクト 8000円
替えのビット 100円
木工用下穴ビット
コーススレッドを打ち込む際に、木材が割れるのを防ぐ為の下穴を空ける必要があります。
これは正直あればなんでもいいんだけど、インパクト対応の根元が六角形の物にしましょう。
根元が円形タイプの物でも画像の黒い変換アダプターをつければ使えるのだがやはり手間がかかるためおすすめできません。
効率面で一番いいのはこれ。おすすめです!w
プラスビットと下穴ビットを付け替える必要がなく、プラスビットの上からワンタッチで被せて下穴を開けることができます。
ビットを付け替えるより遥かに楽です。
ワンタッチタイプのビット 1500円
防腐処理の道具類
刷毛とペール缶と要らない布の切れ端さえあればOKです。コツなどはまた塗装の工程の時にお話します。
ペール缶と刷毛 1000円
墨付け用の鉛筆
鉛筆ならなんでもOKですが、出来ればB以上の濃さがいいです。
ここまでが必ず必要な物になります。ここからはあったら便利な物を紹介して最後に合計金額を算出しておきますね。
あったら便利な道具集
延長ケーブル
コードが届かないときなどやスマホの充電に。
インテリアバール
反っている床板の暴れを矯正して張るときにあると重宝します。
墨壷・チョークライン
床板を張り終えた最後に端を丸のこで一気にカットするための墨付けをしたり、床板に
コーススレッドを打ち込む位置を一気に墨付けしたりする。
くさび
水平の微調整であると便利です。
手作り台
作業中の道具たちを地面に直置きすると、つまづいたりして思わぬ事故を引き起こします。
なんでも良いので台があるといいです。
手作りスペーサー
3mmのベニヤの端材を直角にボンドで張り合わせたもの
床板の間隔を3mmで空けるために使いますが、落ちないように直角に貼り合わせてあります。T字でも良かったかも知れないw
2x4定規(左)
いい具合に空いている穴を利用して下穴を空けます。床板のビスが綺麗に揃いますね。
右の定規は特に必要ありませんでした。。
手作り丸のこ字具
丸のこを長い直線走らせる時にあると便利です。
45cm、60cm、90cmあると尚便利。ベニヤで簡単に作れます。
最後は駆け足でやってしまった感が否めませんが後々の工程記事で登場してくる道具達なので登場した都度詳しく説明したいと思いますw
では合計費用いきます!
合計費用
- 50cm差金 2000円
- 水平器2個 4000円
- インパクト 8000円
- 替えのビット 100円
- 下穴ビット 1500円
- ペール缶・刷毛 1000円
合計費用 16600円
次回は最後に消耗品を羅列します。
では!
次回記事
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