フラッシュライトとは昔でいう「懐中電灯」というやつですね。豆電球を使用していた時代とは違い今はLEDが主流です。
街灯のない路地を歩くときや、災害時には欠かせないアイテムなので、私が肌身離さず持ち歩いているTHRUNITEのTN12(2016)というポケットに収まるサイズの中ではコスパ最高のフラッシュライトをシェアしたいと思います。
THRUNITE TN12(2016)
ThruNite TN12 (2016) XP-L v6 Max 1100 Lumen Flashlight - ThruNite Official Store
みんな普通に大好きアメリカ製だ。金額は最後に。
スペック
先にバッテリーの話をしておくと、スマホのバッテリーと同じリチウムイオン電池を使用します。充電して繰り返し使えるのでとても経済的でもある。
さて主なスペックを見てみると
- 50,000時間の寿命を持つCREE XP-L V6 LEDを採用。
- 最大出力:1100ルーメン。
- 最大ビーム距離:226メートル。
- 航空機グレードのアルミニウムボディ。
- 反射防止コーティングを施した強固な超透明ガラスレンズ。
- 寸法:143mm(長さ)* 25.4mm(直径)。
- 重量:わずか86g(電池なし)
- 保護等級: IPX-8
一生モノに成り得るか?
5段階切替のモード
- Firefly: 0.4 lm. 74 days;
- Low: 18 lm. 5.5 days;
- Mid: 175 lm. 11.8 hours;
- High: 435 lm. 4.2 hours;
- Max output: 1100 lm. 95mins .
- ストロボモード
となっている。
上二つ明らかにおかしい。時間じゃなくて日数だ。0.4ルーメンとはいえ74日、約2か月以上点けっぱなしでもバッテリーが持つというのである。ほんとかよ?w
ルーメンについてのwiki。
ここからは画像と共に見ていきましょう。ストロボモードはうまく画像に撮れないので割愛させてくださいw
因みにスルーナイトTN12のライト色は2種類あって白色と黄色があります。私のは白い方なので白で見ていきます。
Fireflyモード(0.4ルーメン)74日
和訳すると蛍火モードといったところであり、やはり0.4ルーメンなので手元を照らした場合でもこの程度だが蛍もここまでは照らさないだろう。
手元と足元を照射してみたが、足元もなんとか照らせる程度。
74日間も使い続けられるらしいので文句は言わない。
Lowモード(18ルーメン)5日半
数値的にはFirefryモードの45倍となるがどうだろうか。
うむw普通に使えるレベルだ。これで5日半も持つなら十分な気がするがまだあと3段階あるので一応見ておく。
Midモード(175ルーメン)11.8時間
Lowモードの10倍近いルーメン。そして約丸1日持つ。
Highモード(435ルーメン)4.2時間
Midモードの約2.5倍のルーメン。
む?画像ではわかりづらいが、肉眼ではスイッチ切り替え時に相当明るくなるのが感じ取れる。
Max Outputモード(1100ルーメン)95分
出力全開モード。持続時間もいきなり95分と大幅に落ちる。まるで界王拳だw
むむwこれもHighモードとあまり変わり映えがしないんだがw
そう。画像だと伝わりづらい上、近い距離だとわかりにくいのだ。
最大ビーム距離226mとあるように、遠い距離を照らすと実感できるので機会があったら試してほしい。
もう1パターンとして屋外でも撮りたかったのだが、なんせスルーナイトは明るいので場所を選ぶ。うっかり人様の家の窓でも照らしちまおうもんならヘリの急襲と思われかねないのでやめておいた。
室内で伝わりづらかったらすいません><
バッテリー
最後にバッテリーに触れていきます。
スマホにも使用されているリチウムイオン電池を使用します。
1本で3500mAhの容量があるので、大型スマホと同等ぐらいのバッテリー容量である。
しかし、スマホと違いライトを照らすことだけにしかバッテリーを使わないので持ちがいい。
私はKEEPPOWERというメーカーのリチウムイオン電池を使っているが中身(セル)は日本のPanasonic製ですので安心です。
リチウムイオン電池の危険性を知る
安全に使用するために今ここでリチウムイオン電池の危険性について学んでおきます。
こちらが非常に分かりやすいので引用させて頂きます。
リチウムイオン電池の危険な所は、リチウムが非常に化学反応を起こしやすい物質であり、高いエネルギーを溜め込める性質があるという点にあります。
さらに、リチウムは水に含まれる酸素と反応して燃えるため、電解質に水が使えず、可燃性の有機溶媒を使う必要がありました。少しおかしな話に聞こえるかも知れませんが、言ってみればマッチとガソリンを同じ所に入れているようなものなのです。
もちろん、ガソリンの中にマッチを入れただけでは燃えませんし、マッチもガソリンも酸素が無いと燃えません。これはリチウムイオン電池にも言えることで、有機溶媒もリチウムも酸素がなければ燃えないのです。
そのため、酸素が入り込まないように完全に密閉されているリチウムイオン電池は、普通に使っている分にはどうあがいても爆発なんておこりません。
しかし、過充電をすると別です。充電というのは、電気的なエネルギーを電池に送り込む作業であり、熱エネルギーで言えば温めているようなものです。可燃物を暖めすぎると発火するように、電池も充電し過ぎると予期せぬ化学反応が起こります。
実は、陽極に使われている金属に酸素が含まれており、その酸素が電気エネルギーで分離してしまうのです。つまり、過充電を行うと「内部に酸素が発生する」ということです。
多少反応するぐらいではなんとも無いですが、大量に発生すると爆発や発火は待ったなし。膨張したバッテリーには酸素が溜まっている事があるため、過剰なエネルギーを与えるとあっさり爆発します。
また、部品が加熱して溶け出してしまうことでショートするリスクも高まります。ショートして過剰なエネルギーを受け取ったリチウムは、有り余ったエネルギーを使って内部の酸素と強引に反応を起こし、簡単に爆発します。
「そんなバカな」と思うかも知れませんが、携帯電話のバッテリーに穴を開けて「ショートさせ」さらに、穴から「酸素を与える」とこうなります。
引用元電池が爆発する危険性、何故爆発し、何をするとダメなのか?
酸素が入り込まないように完全に密閉されているリチウムイオン電池は、普通に使っている分にはどうあがいても爆発なんておこりません。とあるが、
つまり粗悪な物を使ったりすると爆発するよって話ですね!
シェアした以上、安心安全に使って頂きたいのでPanasonic製セルのKEEPPOWERをおすすめします。
おわりに
スルーナイトTN12どうだったでしょうか。ポケットに入るサイズならまさにコスパ最強だったんじゃないでしょうか?
最後になってしまいましたが金額は
Amazonで本体は5000円弱
KEEPPOWERの電池1本と充電器セットで2,850円
合わせても8,000円弱といったところ。
私は2016Verが発売されてすぐに購入しました。2年弱使用してこれもまたかなりぞんざいに扱っていますが、傷はあれど機能に問題はありません。
それでは、これからフラッシュライトの購入を検討する方の参考になれば幸い!
では!
こちらの記事もおすすめ